ももはクリニック石坂では、MRIを使用した簡易的な脳健診を実施しています。
元々は国土交通省が平成30年に「自動車運送事業者における脳血管疾患対策ガイドライン」に準拠し、職業運転手(例:トラック・バス・タクシー運転手)を対象とした脳ドックよりも簡易的な脳の健康診断を起源としています。
運転中に、脳梗塞や脳出血(脳卒中)を発症した場合、意識障害や運動障害により、重大な交通事故を引き起こす原因になりかねません。
そういった事故を未然に防止するためにも、脳ドックよりも簡易で安価な脳健診を推奨し、定期的に受診をし、病気のリスクを早期発見し、早期治療することを目的としています。
ただし、MRI画像から判断できる範囲に限るので、病気の全てを発見することを目的にしていません。
- ● 主な検査
- 脳のMRI・MRA検査
- MRIは頭蓋内の状態を、MRAは脳動脈の状態を検査します。
- ● もの忘れオプション検査
- 簡易認知機能検査(VSRAD・CADi)
-
VSRADはMRIによる画像をコンピューター解析し、脳の萎縮度を調べることで認知症の可能性を検査します。
CADiはIPADで質問項目に回答する検査で、正答率とその回答時間をもとにもの忘れの度合いを調べます。
※いずれの検査も簡易検査であり、認知症を診断するものではありません。特にもの忘れが実際ある方は、保険診療での受診をお勧めします。
- ● 検査について
- 検査を受けられない方
-
- ペースメーカーの方
- 手術後1か月以内の方
- 検査前にご相談いただきたい方
-
- 閉所恐怖症の方
- イレズミが入っている方
- 体内に金属がある方
- ● 助成金制度
-
各業界団体にて人間ドックや脳ドックに助成金制度がある場合は、ご相談ください。
一般の方は、健康保険や市町村の助成制度はありません。全額自費での健診となります。
- ● 健診票
-